七 転 八 倒

笑って許してやってくれっ… 寛容な精神で…!

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SSでびう

福本漫画バトルロワイアルスレに投下してみた。

http://www31.atwiki.jp/fukumotoroyale/

坊ちゃんとしづかのリレーSSを書きました。
SS書くの久しぶり…
二年前くらいにはげんしけんスレでSSをかいて投下していたので、なんだか懐かしい追体験。

※SSとは=サイドストーリーのこと。
二次創作小説、というよりif小説という意味合いかな?と。
「もし、とある作品のキャラたちがこんなシチュエーション、状況にいたら」という仮定で、キャラをできるだけ改変しないように物語を書く…みたいな。(主観が入るのは仕方ないけど)

こんなSS↓

***注意***

反転してください
リレーSSなのでこれだけでは話よくわかんないと思います
バトルロワイアル…つまりキャラたちが「殺し合い」をするSSなので、苦手な人は読まないでねっ

「強者と弱者」

***1

草原の影にしゃがみこんでいた和也に襲い掛かるしづか……!

しづかの行動は、和也にとって予想外の行動っ…!
中学生の女子にしては、あまりに根性がすわっているっ…!
無防備にも、強力な武器を持った人間に対し、和也は丸腰…!あまりにも丸腰…!
ここへきて和也は、一瞬頭の中が真っ白になってしまった…!
ゆえに許してしまう…!接近を…!

しかし、互いに1メートルというところで、和也は見逃さなかった……
華奢なしづかの体が、わずかにふらつくのを……。
うなりをあげるチェーンソーの刃を下向きに支え、しかし果敢に向かってくる少女……
中学生の少女には大きすぎるその代物…!

瞬時に判断する…そして行動するっ…!
上着の懐に手を入れ、一気にそれを取り出す……!


パァン………………!
高い爆発音と、火薬の匂い……!!!

しづかは身をすくませた。
一瞬視界を覆った七色の虹…… 虹……!?

(撃たれたっ……!?)
いや、そうではないとすぐにわかる。
和也が手にしていたもの、それは…… クラッカーだった。
ホームパーティーなどで使うあれだ。
決して武器にはならぬ…だが、相手をひるませるには十分っ……。

***2

一瞬の隙を突き、和也は地面を蹴って逃げ出した。
ギャンブルルームの建物…その裏側へと走るっ……!

クラッカーの紐を払いのけ、しづかはとっさに追いかける。
しかしあることに思い当たり、少し走るペースを落とす。

…地雷は先ほどの1箇所とは限らない…!
なら…和也が通った足跡……。
地雷を仕掛けた張本人が通ったところならセーフティ…まず安全…!
それにおそらく、奴は他に遠距離での攻撃方法を持っていない。
さきほどの接近……。 あの窮地で出てきたのが、ただのクラッカー……。
銃など持っていればすでに使っている……!
しづかはそう考え、和也の足跡を意識しながら敵の背中を追った。


慎重に近づいてくるしづかを振り返り、しづかの行動を訝しんだ和也だったが、すぐに気がつく


しづかが和也の足跡を辿るようにして近づいてくる、その理由……。
(そうか…! まだ他にも地雷が仕掛けてあると思ってんのか…!
クク… なかなか聡明だな… こいつ…! いい判断だ…!
だが… 残念だな…! それは杞憂っ…!
今俺が意図しているのは全く別のこと…!)

地雷は先ほど爆発した1箇所だけ……!
しかし、敵はそれを知らない…。
誤解ゆえに生まれた隙…隙っ…!
(ククク…! クク……!!)

***3

(追いつめた……。殺す……。
アンタがやったように、一方的に殺す……!殺してやる……!)
しづかの目には迷いはなかった。学習していた。
この空間では…殺るか殺られるか…どちらかしかないのだ……!

ギャンブルルームの裏側へと回り込んだ和也……
そこには数本ばかり木立が立ち並び、建物の影と重なって暗い影を落としていた。

しづかは少しずつ距離をつめていく……。
和也ももう背中は見せない。後ずさりしながら敵の出方を伺う……。

………………。
………………………………。

互いに声を発しないまま、チェーンソーの轟音だけが辺りに響く。
もう互いに2メートルもない……。
和也が一瞬でも気を許せば、襲いかかってくるであろう… うなりをあげて回転する刃が……!

そのとき、和也の足元でパキッと音がする。
足元の小枝を踏みつけたのだが、過敏になっている和也はとっさに反応…ふと足元に目を向けて

しまう…

しづかがその隙を見逃すわけが無い……!
瞬時に2歩踏み込み、右下から一気に撫で上げるように左上へと斬りつける……!!
そして…振り上げた左上… 視界の隅で捉えた、確かに感じる音と重み…手ごたえっ……!

***4

ギャリリリリリリリリリッ………!!!

和也が見せた隙……。
一瞬の隙……。
だが、その「隙」こそが和也の罠っ……!


しづかの2歩目の踏み込みで、和也は一気に左側へと走る…!!
左側には木立…!
そう、しづかの振り回したチェーンソーの刃は……その木立の幹に食い込んでいた……!!

「くっ…!」
(しまった…!)
冷静であれば、しづかも予測できていたはず… この事態をっ…!
だが…自分の持っている強力な武器… 相手が丸腰であること…
その優位のため、心にわずかな緩み…気づくのが遅れたっ…!

幹に食い込んだままうなりをあげるチェーンソーを、反対側に引っ張って抜こうとするも、
引っかかってしまいすぐには無理…!

その一瞬後……左側から衝撃…!
しづかは為すすべもなくふっとばされる…!

和也がしづかに体当たりを食らわせたのだ。
圧倒的な体格差…!あっさり飛ばされる…!

***5

しづかは地面に尻餅をついた。
回転が遅くなり、幹に引っかかってぶらさがるチェーンソー…
やがてそれは、自身の重みで幹からはずれ、鈍い音を立てて落下した。

ふと、左上から影……
見上げると…がっしりした体つきの男…
口元には笑みを浮かべていた……。

その表情っ…!
サングラス越しにはっきりと見て取れた……その目……。
獲物を見つめる獣の目…!明らかな殺意……!
背筋が凍りつく感覚っ……!!

「………………!!!」


気づくと、しづかは一目散に逃げ出していた。
自身の持てる力の限りを振り絞って、後ろも見ずに走った。


逃げろ。逃げろ。逃げろ。
危険。危険。        危険っ……!


本能がそうさせたっ…!
何も考えず、ただ「離脱せよ」と、脳が体に指令を下した…!

しづかはただ走った。草に足をとられようが、伸びた枝に腕をかすろうが、おかまいなしにっ…



***6

「クク…!こいつはいい…!」
和也はチェーンソーを拾い上げ、ニタリと笑った。
超強力な武器を入手っ……! 僥倖…!なんという僥倖…!

(切断… 切断できる…! あらゆるもの… 特に… 人体っ……!!!)

愉悦に我を忘れかけた和也だったが、ふと冷静に今の状況を省みる。
(しかし… 「音」がな……。)

爆発音、そしてチェーンソーの音…。
あまりに騒がしくしすぎた。
これらの音を聞きつけ、誰かやってくるかも知れない。

そして……こんな轟音を聞きつけてわざわざやってくるのは……
「殺し合い」のみを欲する人物ぐらい……!!
今の状況でそれに出くわすのは和也の本意ではない……。

和也はしづかの走り去った方角を見つめた。
自称フェミニストの和也は、しづかをわざわざ追おうとは考えなかった。
それに… はっきりと刻印されたであろう…。
少女の心に…恐怖…圧倒的恐怖がっ……!

こちらを見上げたときに、少女の目ははっきりと物語っていた……
あの刹那… 強者と弱者… どちらの立場なのか…選別されたっ……!

***7

(……だが、それでも…)
歩き出しながら、和也は考えていた。

(次に会ったとき、そのとき少女が怯えて竦みあがるようなら……………)


和也の姿は木立の奥… 日がやや翳り、深くなりつつある影の中へと溶けた。

***

【E-5/ギャンブルルーム付近/午後】
【しづか】
 [状態]:健康、やや精神的不安定
 [道具]:不明支給品0~2(確認済み) 通常支給品×2
 [所持金]:2000万円
 [思考]:和也からとにかく逃げる


【兵藤和也】
 [状態]:健康
 [道具]:チェーンソー 対人用地雷三個(一つ使用済)
     クラッカー九個(一つ使用済) 不明支給品0~2個(確認済み) 通常支給品
 [所持金]:1000万円
 [思考]:優勝して帝愛次期後継者の座を確実にする
※伊藤開司、赤木しげる、鷲巣巌、平井銀二、神威秀峰、天貴史、原田克美を猛者と認識してい

ます。

※利根川、一条、遠藤、村岡の四人と合流したいと思っています。
 彼等は自分に決して逆らえないと判断しています。
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